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前橋
住宅ローン
10年ほど前に当社で建築をさせて頂いたお客様からご相談を受けました。
当時はまだ金融公庫で借入をするかたが主流でした。
この方も当初10年2.2%11年目以降4・0%でお借入になりました。
10年目を迎えて今まで年間837530円を返済していましたが、
これからの20年は年間986098円に成ります。
その差額は148568円となり1か月12380円も多く返済しなくてはなりません。
そこで銀行ローンに書き換えるとお得に成ります。
G銀行やT銀行で持っている10年固定の住宅ローンは1.7%前後で推移しています。
残高が13719390円有りますのでこちらに書き換えますと
年間返済金額は809652円に成ります。
現在の返済金額よりも年間27878円安く成ります。
10年固定ですからその次の10年間の金利は
不明ですので今後の10年で検証します。
銀行ローン10年固定1.0%で借入した時の
10年間の総返済額は8096520円です。
このまま公庫で4.0%で返済しますと
10年間の総返済金額は9860980円になります。
差額は何と1784460円に成ってきます。
今回書き換えをする為に諸費用が40万円ほど
必要になりますのでこの金額から40万円を引きます。
すると1364460円と成り1か月に直すと11370円返済額が少なくて済みます。
諸費用40万円についても銀行ローンは団信保険が含まれますので、
公庫の様に別枠の団信保険費用が不要になる為、諸費用に近い金額が浮いてきます。
この様に金利はばかに出来ません。
良く『自己資金を貯めてから家は考えます』と皆さんおっしゃいますが、
この低金利の時代には借りれる金額で建てられる家を
お求めに成る事の方がお徳かも知れません。
せっかく自己資金を貯めても金利が高くなってしまったら
貯めた分の費用は0円に成ってしまう事もあり得ます。
景気の回復まで金利が大きく上がる事はないでしょうが
変動が始まってから家の購入を考えても遅くなってしまいかねません。
家の購入をお考えなら早めに動きだした方が良いでしょう。
なぜなら家づくりには結構長い時間がかかるからです。
明日にでも家を見に行って見ませんか。
永井茂樹