思い
「健康」について
からだに優しい家自然素材を使うこと。いつも新鮮な空気が家の中を動いていること。家の中が明るいこと。少ないエネルギーで夏涼しく、冬暖かく過ごせること・・・。 “コムハウスの家に住んでから、いつも気分がいいんだよね”と言われることが、私たちの一番の喜びです。 |
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“敏感な方がホッとする”コムハウスの家
コムハウスの家を選んだお客様が、良かったこととして「アレルギーが軽減された」「アトピーが良くなった」「ペットが医者通いをやめられた」とおっしゃることがよくあります。
私たちは別に健康住宅を売り物にしているわけではないのですが、そういう風に言っていただくと素直に嬉しいです。確かに揮発性の化学物質が含まれている工業製品は、極力使わないようにしていますし、プロヴァンススタイルも、無垢の木や漆喰等を主に使うので、敏感な人に優しい家だと言えるかもしれません。
それと、目に見えないので気づきにくいのですが、コムハウスがこだわっているのが空気の質です。完成見学会や展示場に長く滞在した方は必ず「何だか清々しい」とか「気持ちが良くなった」とおっしゃいます。それは家の中を新鮮な空気が循環しているせいです。
体が心地よいと感じる家づくりのために、私たちがどんな工夫をしているか、これからお話しさせていただきます。
気持ち良さのための6つの工夫
工夫①自然素材
スウェーデンスタイルの家は、白木を床材、天井材として使い、アクセントとして和紙等も使用します。スウェーデンスタイルの特徴の一つであるカラフルな色壁にも、ドイツの「リボス」など自然健康塗料を使用しています。
プロヴァンススタイルの家は、無垢の木と漆喰壁がメイン。漆喰は調湿性に優れ、カビや細菌の発生を抑える働きをもっています。エイジング加工を施した無垢の木との相性は抜群で、その落ち着きとあたたかみは疲れた心をしっとりと鎮めてくれます。
また、どの家にも敷地内の土の気脈のポイントに、マイナスイオンを集めて放出する働きのある「炭」を埋めています。
工夫②高気密・高断熱
コムハウスの家は2×4工法のため気密がとりやすく、さらに家そのものを断熱材で基礎まですっぽり覆う外断熱のため、外気温の影響を非常に受けにくくなっています。その結果、1台のエアコンで家中が冬は十分暖かく、夏は涼しく過ごせます。(ただし、冬は1階のエアコン、夏は2階のエアコンを稼働させるのが最も効果的なため、2台の設置をおすすめしています)。
「エアコンつけっ放しで電気代は?」とのご心配も大丈夫。これはお客様から伺ったデータですが、オール電化で照明・給湯・冷暖房すべて含め、年間15万円くらいだそうです(建坪33~35坪、4人家族)。エアコンの設定は冬場は18~19℃、夏場は28℃設定で十分とのことでした。
工夫③24時間換気
高気密で高断熱だと、空気が入れ替わらないんじゃないの?と不安になったみなさん。そういうことのないように、高気密・高断熱の家では24時間強制換気によって、2時間に1度、家中の空気を自動的に入れ替えることが法律で義務付けられています。コムハウスももちろん、この24時間換気システムを取り入れています。
コムハウスが行っているのは、第三種換気と呼ばれる「自然給気・機械排気」システム。ダクトが家中にタコ足のように巡っており、24時間強制的に汚れた空気やホコリ、ペットのにおい等を排気します。気密性が良いため、排気と同時に新鮮な空気が入ってくる仕組みです。
給気も機械で行う第一種換気もありますが、仕組みが複雑で故障の恐れがある上にランニングコストもかかるため、コムハウスでは第三種換気を採用しています。第三種換気なら、モーターを回す電気代のみの月260円程で済みますし、一方通行に排気するだけなので、故障のリスクが低くなります。
24時間換気システム
▲仕組みが複雑で故障の恐れがあります
▲故障のリスクが低く、ランニングコストも優れています
工夫④オープンな空間
部屋の中を空気が動き、冷気や暖気のたまり場ができないようにするために、コムハウスではオープンな間取りが設計の基本になっています。ふつうだと「エアコンが効かないからドア閉めて!」と言われますが、コムハウスではむしろ逆。高い吹き抜けもワンフロアのリビングも大歓迎なのです。
オープンな空間は心と体にも良い影響を及ぼします。自宅に居ながらリゾートに来たような開放感を味わえるのですから、気分が良くないはずがありません。心理的な気持ち良さも、健康にとってとても大切な要素だとコムハウスでは考えています。
工夫⑤床下暖房
一般によく知られている床暖房ではなく「床下暖房」です。床暖房は床面が熱くて上部が寒いという現象と、床面の温度が高いことによる「低温やけど」の危険がありましたが、床下暖房ではそれがありません。
どういうものかと言いますと、まず床下の土間コンクリートに深夜電力で蓄熱します。蓄熱された土間コンクリートは、その輻射熱によって1階の床面を暖めます。その1階の床面から更に輻射熱で1階の部屋全体が暖まるという仕組みです。また、床下と1階の床面との間にはスリットが設けられ、暖まった床下空間の空気が、気流を感じない自然対流熱で1階の空間を暖め、さらに2階の空間を暖めます。輻射熱と自然対流熱を上手く利用した全館暖房システム、それが床下暖房です。
工夫⑥シロアリ対策
コムハウスの家では床下にシロアリ用の防蟻剤を散布しません。その代りにセントリコンシステムと呼ばれる、人やペットが薬剤に触れることなく、シロアリの巣ごと壊滅させる防除方法を採用しています。
健康にとって重要な温熱・空気環境のバリアフリー
健康な暮らしのためのコムハウスの取組みをご紹介してきました。体に優しい素材を選ぶことや、段差のないバリアフリー設計は、すでに当たり前の時代になっていますが、温熱環境や空気環境のバリアフリーは、まだまだ会社ごとにばらつきがあるのが現実です。
コムハウスでは初期建築費はやや高めでも、長い目で見てランニングコストがかからず、しかも体にやさしい外断熱の家を、自信をもっておすすめしています。自然素材を多用するのも、人工物よりも自然界にあるものの方がパワーがあるし、心を和ませると思うからです。もし、私たちの考え方に興味を持っていただけるなら、一度展示場や完成見学会、OB様宅訪問などをぜひお試しください。実際にお住まいのお客様から話を聞かれると、さらに実感が深まると思います。