思い
「インテリア」について
コーディネートの法則家を建てたらお気に入りの家具を置いて、優雅なひとときを過ごす・・・ちょっと待って。 建ててから家具探し? プロのデザイナーはまず家具のテイストを決めてから、カーテン、床材、壁材などを決定していくことをご存知ですか? コムハウスは、家具選びからコーディネートを始めることをおすすめしています。 |
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内装をきめるにはまず家具を選ぶ
家の間取りができると、次の段階として壁材、床材、建具、幅木の色などの仕様決めが始まります。この時にコムハウスでは必ず、インテリア雑誌の中から好きな写真をスクラップして持ってきてくださいと、お客様に伝えます。
持ってこられた切り抜きのどこを私たちが見るかというと、家具や雑貨。お客様が好まれる家具や雑貨から得た情報を手掛かりに、家の仕様を決めていくと成功率がぐんとアップするのです。
なぜそういうことになるのでしょうか?答えは簡単です。壁材、床材、カーテンなどの見本を見せて、「どれが好きですか」とお聞きしても即座に答えられるお客様はまずいらっしゃいません。でも家具ならば、実物やカタログを見て「好き・嫌い」が判断できますよね。だからまず家具を選んで、それに合った壁・床・カーテンなどを決めていく方が合理的だし、失敗が少ないということなのです。
家具選び⇒内装材選びの順番が合理的な理由
「壁の色はどうしますか」「床材は?色は?」。住宅会社の人に詰め寄られ、頭は真っ白、もういいや、無難なところで選んでおけば、後でどうにでもなるだろう・・・そんな感じで内装の仕様を決めている方は結構多いはずです。でも、せっかくの注文住宅なのに、それではあまりに勿体ない。部屋ができてからそこに合う家具を探すよりも、家具を決めてからそれに合う部屋をつくる方が簡単だということを、あなたはご存知でしょうか?
なぜなら家具に比べると、カーテンの方が種類が多く、壁材や床材に至ってはさらに様々な色や種類があるからです。選択肢の少ない方を先に選んで、多い方を後から選ぶ方がどう考えても簡単でしょう?デザイナーの世界ではこれは当たり前のことです。
ではなぜ多くの住宅メーカーではそれをしないのか。これも答えは簡単、「そこまで時間をかけていられないから」です。同じような家をつくることによってコストを下げているメーカーにとって、家具に合わせて内装を考えてくれと注文されるのは、非常に手間のかかること。仮にそこを押して依頼すれば、かなりの額のオプション価格を提示されることでしょう。それともう一つ、個々のお客様の好みに合わせて提案できるコーディネーターが不足していることも、内装を先行させる理由に挙げられます。
▲まずは、選択肢の少ない家具から決めましょう
▲選んだ家具に合わせて内装材を決めるのがポイントです!
コムハウスの施主支給
コムハウスでは先にお話ししたように、まず家具を選ぶことをおすすめしています。テーブルや食器棚、ベッドなどはもちろん、洗面、キッチン、照明、カーテンなどお好きなものをお客様ご自身で購入していただき、それを大工が取り付けると同時に、それらの家具を引き立てる内装に仕上げていきます。どんな家具が入るかわからない状態では、壁の色は無難なアイボリーやグレーにするしかありませんが、この方法ならば、思い切った色使いにすることも可能。デザイナー住宅のようなワンランク上のコーディネートが叶います。
照明
Francfranc(フランフラン)の照明です。
IKEAの照明です。
IKEAのシャンデリアです。
壁面に作り付けた照明です。製品はIKEAのものです。
洗面台
コーラ社の洗面台に
IKEAの鏡です。
IKEAのシンクです。
棚
IKEAの棚です。
IKEAの棚です。
カーテン
IKEAのカーテンです。
カーテンレールとベッドもIKEAです。
IKEAのカーテンです。
IKEAのブラインドです。
その他
IKEAのブランコです。
IKEAのキッチンです。
カーテン、ベッド、小物など、すべてIKEAグッズの子供部屋です。
IKEAの鏡にIKEAの間接照明、右側の靴箱もIKEAです。
- 教えちゃいます!
コーディネート ワンポイントアドバイス!
色の反射を計算に入れる
壁や床、そして家具に光が当たると反射しあい、互いの色は混ざり合います。つまり、壁と床だけだった時と、そこに家具を置いた場合とで部屋全体の色合いは変わるのです。そのことを計算に入れて、家具やカーテンを選ぶことが大切です。昼間の自然光、夜間の照明によっても色の違いが生まれます。
同系色ばかりだと色がきつくなる
同系色を集めれば失敗はないだろうと、通常は考えがちです。しかし、同じ色ばかりだと相乗効果でその色だけが強調されてしまいます。ニュートラルな色やアクセントカラーも織り交ぜて、バランスよくコーディネートすることが大切です。
シンプルのみのコーディネートは上級者向け
シンプルなものだけを集めて素敵に見せるのは、かなりの上級者向けと言われています。無駄なものをそぎ落とした茶室が難しいとされるのと、同じ理屈です。スウェーデンスタイルの一部にちょっとアイアンを使ってみる、梁をわざとエイジング加工するなど、少し外すと違う表情が生まれます。
光を使いこなしたり、色のバランスを上手くとったり、シンプルな中に遊び心を取り入れたりするのは、
経験がないとなかなか難しいもの。
コムハウスでは経験豊富なコーディネーターがご相談に乗りますので、ご安心ください。
統一感のある住まいづくりのために
家というものは、家具が入り、人が生活して初めて息づきはじめます。だからこそ、お客様の個性が反映された家具を入れ、それが似合う内装にしておかないと、注文住宅の魅力が十分に発揮できないとコムハウスでは考えています。施主支給というアイデアが出てきたのもそういう考えから。上手に家具を選んでいただければ、造作家具よりも安くつくという点もお客様にとっては嬉しいメリットだと思います。
家づくりを計画中のみなさんは、家具屋さんや雑貨屋さんにこまめに足を運んで、ご自分の好きなテイストを良く確認しておいてください。そうしておけばいざ家づくりとなった時に、大きくぶれることなく、統一感のある住まいが手に入るはずです。コムハウスのショールームにも雑貨を揃えていますので、お立ち寄りくださいね!