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新システム 北欧の注文住宅なら群馬(前橋 高崎)の工務店-コムハウス

スタッフ

前橋

現在、前橋市石倉町町で建築中の展示場にて

新しい換気システムを試験採用しています。

これから書く文章は絵が無くてとても解りにくいと思いますので

興味の無い方はスルーしてください。

コムハウスでは第3種換気を採用しています。

巷では熱交換換気扇を使う風潮が多くなってきているようですが

時代に逆行しているのかも知れませんね。

しかしこれには弊社なりの思いがコモっています。

熱交換の場合は排気ダクトと給気ダクトが存在します。

各部屋の空気の入れ替えをするので各部屋までダクトが配管されます。

そこで困るのが給気側のダクトです。

ダクトの内部は掃除が出来ません。

ですから配管内に埃が蓄積される事が有ります。

これに水分が付着しますとカビの発生が疑われます。

カビが発生しますと配管から嫌な臭いが出て来ます。

梅雨時のエアコンから出る臭いです。

換気システムを消さないことである程度解決しますが、

埃はの付着は免れません。

弊社で採用しています第3種は排気側はダクトですが、

給気は壁に付けた給気口ですからこの心配がないのです。

今回採用した換気システムは実は熱交換換気扇です。

先ほどの説明で給気側のダクトが問題と申し上げましたが

今回のシステムは床下に給気をして自然分配をします。

そして、春、秋の気候の良い時期には自動で3種換気に移行してくれます。

また新鮮空気の取り入れ口には協力な花粉除去ヒィルターが組み込まれています。

花粉除去率99.8%(メーカー表示)だそうです。

すごく良い機械ですが、多少難点もあります。

排気ダクトは各部屋に1本ずつ配分しますので

配管経路を作ることが大変です。

また、床下に組み込むのでツーバイフォの建物の場合は

床蔵が無いと設置が著しく困難です。

メーカーの説明ですと2階のホールに6帖用のエアコンを

設置すれば全室が快適に成ると申していました。

理屈は新鮮空気を床下に取りこむので夏場は冷やされた空気を

そして冬場は地熱のお陰で暖かい空気を館内に配れるからだそうです。

何となく理屈は理解できますが、実際にはどうなるか分かりません。

今回展示場で試験的に採用して効果が有れば商品群に採用を検討します。

価格は20~30万円程度現在の3種換気より増額に成りますが、

2階にエアコンが1台で済むなら高いものでは無いと思うます。

ランニングコストも1か月1000円以下と言う事でした。

ともあれ展示場の仕上がりが楽しみです。

ご希望の方には現地でのご説明も対応しますのでお申し付けください。

永井

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