スタッフブログ
前橋
前回紹介した『本物のエコハウス』について
この本の中で紹介している内容で人間についての記述が有ります。
一般に動物(哺乳類)には体毛が有りますが人間には有りません。
人間は進化の中で知恵を持つ事ができましたが体毛を失いました。
体毛が無くなった人間は外気から体を保つ為に
体に巻く付ける衣服を持つ様に成りました。
そして洞窟の様な自然に出来た家に住まうよう二成りました。
やがて自分たちが快適に過ごす事の出来る住まいを造るようになりました。
このように体毛の無い人間には家は必要不可欠な物なのです。
そしてもう一つ人間は動物達には無い体の機能を授かりました。
それは汗をかける事です。
人間は汗をかく事で体温の調節が出来るので
2時間以上走り続ける事が出来るのです。
2時間走る続けられる動物は地上では人間だけだそうです。
このような人間の特徴的な機能を理解して
家づくりをすれば快適な家が出来ると思います。
例えば、気温30度湿度60%の空気と気温33度湿度50%の空気では
どちらが快適性を感じるのでしょうか。
また、同じ条件でも気流がどのくらい有ったら涼しく感じるのでしょうか。
このようなことを考えるとエアコンを28℃にして扇風機を微風で可動させる事が
省エネ性や快適性に貢献できる事も理解できます。
冬は室温が20℃程度でも床、壁、天井、空気が同じ温度なら
気流が無く輻射熱を受けれるのでより暖かく感じる事も理解出来るでしょう。
今、
家は進化しています。
私たちは失敗しない家づくりを応援したいと思っています。