スタッフブログ
前橋
床蔵の地熱利用
床蔵をご覧に成ったお客さまにお伝えする事の一つに
床蔵内部の室温が有ります。
極寒の真冬でも14℃を下る事は殆ど有りません。
なぜなら、ベタ基礎と基礎断熱を施しているからです。
地熱は1年を通して16℃程度有ります。
外気温の影響を受けないように基礎断熱をする事でこの地熱を使えるようにしています。
ですから14℃の室温に成るのです。
冬場の14℃は生活するのには少し寒い気がすると思います。
ところが床蔵の室温が14℃有る事で床蔵内部の
壁、床、天井もほぼこの温度に成って来ます。
すると床蔵の上部階で有る1階の床の表面温度は
14℃以下にはならない事に成ります。
1階で生活するには暖房をしますが、ベースの温度が
14℃有るので床が暖まるのも早く成ります。
夏には熱を奪ってくれるので、1階の室温よりも2から3℃ぐらい涼しい空間に成ります。
屋根裏などの空間利用で作られた収納は冬は寒くて、夏は非常に暑い空間に成っています。
荷物の出し入れも大変です。
快適な収納ライフに置いても床蔵が有効な空間でしょう。