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床下収納「床蔵」のメリット、デメリット

前橋市 Y様邸

見た事もない大収納スペースにびっくり!!

●床下収納「床蔵」のメリット●

結婚して、2LDKとは名ばかりの狭いアパートに住んでいました。 収納は和室に1間分の押入れと、洋室に1間分のクローゼットのみ。  

物はどんどん増える一方 →

増えた分、収納家具を買う →

部屋が狭くなる →

部屋の統一感がなくなる →

の、悪循環に陥りました。 部屋の統一感を失うと、何か片付ける気が起きなくなり、どれをどの場所に収納するのか家族が分からなくなって 部屋が雑然としてくるものです。

子供が生まれました。更に荷物は増え、もう限界!

大収納スペースを確保した家を建てるぞ!

思い付いたのは、3階屋根裏部屋。 ここにあふれた荷物を置けば良いし、部屋としても機能する。 これしかない!と思っていました。

 

ある日、平光さんに聞かれました。

『荷物をおく為だけの屋根裏部屋ですか?』と。 『はい』と答えると、良い案が!!

ここが運命の分かれ道☆

『床下収納というのはいかがですか?』

初めはピンときませんでした。床下収納といってまず思い浮かべるのは、台所の床にある小さな正方形の扉を開けて醤油や味噌や買い置きビールなどを 入れる点検口を兼ねたスペースというイメージがあります。

百聞は一見に如かず。実際に床下収納付きの家に住んでいる方のお宅を見せて頂くことになりました。

見た事もない大収納スペースにびっくり!!

部屋の中に収納スペースを取るという考えを覆されました。

家の基礎部分が全て収納スペース、1階の建て床面積と同じなのですから。 もちろん高さ制限がありますので、少し腰をかがめないといけません。

物は、上(3階屋根裏)に運ぶより下(床下)に運ぶほうが楽に決まってます。しかも日常使わないものですから、大体重い物が多いですし。

東西は両隣と接近、南に人通りの多い道路、狭小地の我が家には > もうひとつ利点がありました。

基礎を床下収納の高さ分上げる事によって、視線の位置をずらす事が出来るのです。 リビングに座っていてカーテンを開けていても通行人と目が合いません。 お隣の窓の位置もずれているので気になりません。 玄関を入り、床下収納分の高さである6段の階段があります。 階段を上りすぐ左が和室、右がリビングなのですが、 その階段のおかげで玄関にお客様が立っていても死角になり見えません。 我が家にとっては、メリットだらけです。

基礎を上げる分予算はかかりますが、3階屋根裏部屋にするとしても通常の天井断熱ではなく全部屋根断熱にしないといけない為、 予算がかかってしまうので同じです。

 

即、床下収納付きの家を建てる事を決めました。

現在、我が家が床下に置いている荷物は、 スーツケース2つ、ダイニングテーブル用の予備の椅子2つ、 雛人形、こいのぼり、たくさんのアルバム、本棚からあふれてしまったけど捨てられない本、子供の思い出のおもちゃ、普段使わないくつ、買い置きした洗剤やトイレットペーパー、ティッシュペーパー、バーベキューセット(テーブル、イス、コンロ、クーラーボックス、炭、パラソル等)、タイヤ4本、捨てられない家具、 主婦がつい貯めがちな空き箱や紙袋、扇風機、こたつ、 健康器具、折り畳み自転車等々。 まだまだ数え切れないほどあります。

しかし、ガラ~ンとしていて、まだまだ荷物は入ります。

みなさんは、こういったどこの家庭にもありそうな物をどこに収納していますか?日常使わない物が目に見えるところにあったりしませんか?

床下収納が一気に解決してくれます。

小さい子供は、背が天井に付かない為、楽しそうに走り回って遊んでいます。 秘密基地のような感覚のようです。

主人の将来の夢は、一部分だけ床と壁を張りオーディオルームのような自分だけの空間にしたいそうです。

使い方は人それぞれ。荷物を置くだけではもったいない。 アイデア次第で素敵な空間に生まれ変わりそうな床下収納でありました。

 

●床下収納「床蔵」のデメリット●

デメリットも4点。

<1>

床下があるからと、一時期なんでもよく考えずに床下に荷物をつっこんでいた時期がありました。通り道もなくなるぐらい増えました。

思い切って必要な物と不必要な物を選別してたくさん捨てました。

その時に必要と思っても年数が経つと不必要な物に変わってしまう物もあります。

やはり大収納スペースと言えども限度はあります。 季節ごとに必要な物、捨てられない思い出と思って床下に置いていたとしても、時期を見て本当に使わないものを見極めて捨てる勇気も必要です。やはり床下収納も定期的に整理する事が必要です。

<2>

24時間喚起システムの吸気口は床下にありますが、新築後1~2年は湿気が多く、ダンボールが湿っている事がありました。

しかし、洋服やお人形にカビが生えることはありませんでした。3年経った今は、床下全体が乾燥したせいか全く湿気は気にならなくなりました。

とはいえ、やはり大切な洋服は置かない方が良いかもしれません。

<3>

高さが150cmほどですので、大人の方は中腰で歩かなければなりません。 床下で長い時間作業をすると腰を痛めてしまいます。

我が家は、キャスター付きの椅子に座って移動、荷物は台車に乗せて移動、各所に小さい座れるイスを用意しています。これで腰痛対策は解決しました。

<4>

基礎に高さがある分、玄関からバリアフリーで部屋に入る事は出来ません。

今はまだ6段の階段を上ることは気になりませんが、将来足を悪くした場合、車椅子になってしまう可能性もあります。

その時は、玄関内階段横に設けたコート掛け用のクローゼットをつぶし、車椅子用の昇降機を設置出来るようにリフォームしようと考えています。

 

●収納オススメプラン●

最近、私も共感出来るような収納を持った下記1,2のような間取りを目にする事が多くなりましたので参考にされて見てはいかがでしょう。

<1>

2階寝室に在りがちなウォークインクローゼットを1階に。

主婦は、1階で洗面・化粧をしながら家事をこなし、出掛ける時は1階でお出掛け着に着替えて出掛けられると、わざわざ2階に上る必要もなくなります。

帰ってきてもすぐ1階で普段着に着替え即家事に取り掛かる事が出来ます。

<2>

シーズン中のスキー道具、子供達の部活道具、バッグやコート類を置く玄関脇の家族用のウォークイン収納スペース。

毎日の事ですので簡単に乱雑に置けるようにし、かつお客様からは見えないように工夫すると良いと思います。

そこから床下収納に入る入り口があるともっと便利ですね。

日常生活に必要な物、時々必要でそばに置いておきたい物、 季節ごとに必要な物、捨てられない思い出の物等々、 人によって他にもたくさん分類出来ると思います。

家族それぞれの生活動線に合わせ、的確な収納場所を考え、余裕を持った収納スペースを確保することが、重要になってくると思います。