2023.04.10
【コムハウスの性能・仕様】2×4構造の耐火強度
燃えやすい木材。でも火には強い?
木は火に強い
実際の火災現場において、温度は700~900度になるとされています。
木は450度で発火しますが、強さを保ちながら表面が燃えます。ところが鉄は400~500度で、ぐにゃりと曲がってしまいます。
実験:木材は2×10材を2枚重ね。鉄骨は7.5cm幅、厚み2cmに。それぞれ500kgの荷重かけて1000度まで加熱。過熱5分後の状態。木材は表面が燃えているだけ。鉄は急速に湾曲。
火の進行を妨げるファイヤーストップ効果
木造住宅の場合、火災が発生したとき炎が壁の中を伝わり、2階や天井裏にまで燃え広がります。
しかし「2×4」住宅の場合は、火の通り道となる床や壁の枠組材などで密閉されるため、空気の流れを遮断し火が燃え広がるのをくい止めます。
火災に強い石膏ボードを採用
天井・壁の内側に貼られた石膏ボードの中には、約21%の結晶水が含まれています。炎があたるとこの結晶水が熱分解を起こし、約25分間水蒸気を放出。このため火災が発生しても天井裏や壁の内部の温度が上昇しにくく、構造材が発火点(約450度)に達するまでの時間を大きく遅らせることができます。
火災保険が安い
2×4工法は省令準耐火構造として認められ、火災保険料は在来工法と比べ約50%です。
2×4工法
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