- 目次
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- 1.外断熱(内部結露から守る)
- 家の耐久性能を高める工法
- 屋根断熱
- 2.屋根外断熱③
- 3.外断熱
外断熱(内部結露から守る)
家の耐久性能を高める工法
住宅の耐久性を考えるときに、最も注意しなければならないのが「結露」です。
結露とは寒い日にガラスにつく水滴のことですが、ガラスだけではなく外壁部分にも注意が必要です。壁の内部は結露が発生しても発見できない危険な場所であり、木材の腐食は建物の強度を低下させます。
そこで外壁を包むように外側から断熱することで(外断熱工法)結露の発生を防ぎ、主用構造部分の木材の腐食をなくすことができ、家の耐久性が高まるのです。
標準外断熱①
基礎 ベタ基礎の外回りの立上り内側にポリスチレンフォーム(b種)を貼り、外部からの熱の影響を減らします。
壁 構造用合板の外側にポリエチレンフィルム(又はゴムアスシート)を貼り、気密性能を確保した上に押出しポリスチレンフォーム(またはビーズ法ポリスチレンフォーム)を貼り断熱する。
天井 天井下地ボードの外側にポリエチレンフィルムを貼り、気密性能を確保した上にセルローズファイバーをブローイング(吹き込み)して断熱する。
屋根断熱
天井部分の断熱は、屋根裏を部屋やロフトとして使う場合、または勾配天井にする場合などに屋根断熱の施工をします。代表的な2種類の方法がありますが、施工方法によってコストは異なります。
屋根垂木下断熱②
垂木の間に90mmの断熱材を入れ、その下に50mmの断熱材を貼ります。垂木の上部には通気層を作り、棟の中央に換気するスペースを設けることによって、垂木を結露から守ります。
屋根外断熱③
施工性 | 経済性 | 断熱性能 | 機密性能 | 小屋根利用 | |
天井断熱 | ◎ | ◎ | ◎ | △ | × |
屋根内断熱 | ○ | △ | ◎ | △ | ◎ |
屋根外断熱 | △ | × | ◎ | ◎ | ◎ |
外断熱
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