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小冊子のご案内<33> 北欧の注文住宅なら群馬(前橋 高崎)の工務店-コムハウス

スタッフ

前橋

ご希望の方に無料進呈中の小冊子の内容のご紹介の33回目です。

【失敗しない家造りに役立つ10のポイント】より

2. 家づくりの費用は最終支払い金額まで知ろう
家はとても高価ですが、費用の全貌が捉えにくいものです。家をつくり終わって、総額の費用がいったいいくら掛かったのか分からないのでは問題です。資金計画はできるだけ厳密にしておきましょう。単位が大きくなりますから、つい1万円や2万円たいしたことないという意識になりがちです。しかし、まとまるとかなりの金額になりますからご注意ください。
住宅資金については次の章で触れますので、ここでは住宅以外でどのような費用が発生してくるのか詳しく検証します。

引越し費用
一般的に15万円から20万円程度で行なう場合が多いようです。

火災保険費用
2000万円の木造住宅の場合、35年間一括で50万円くらいです。住宅が耐火性能の高い場合や、オール電化住宅の場合、割引が受けられることもあり、条件次第では半額以下となる場合もあるようです。ローンを組んだ場合はほとんど一括契約となりますが、現金の場合など一年契約も可能です。この場合は、当然一括よりも保険料は高くなります。

地震保険費用
地震を担保する保険ですが5000万円が上限で、一括の場合も五年間以下しかありません。地域によって、また時期によっても保険料に違いがあります。なお、地震で火災が発生した場合は、火災保険では担保できません。地震保険に入っていない場合には、保険金が交付されませんのでご注意ください。

ローン手数料及び保証料
銀行によって違いますので確かめる必要があります。一般的に2000万円の借入の場合、50万円から70万円くらいです。こちらはローン実行の時に差し引かれて口座に振り込まれますので、2000万円借りたのだから2000万円振り込まれると思っていると、1930万円しか振り込まれません。ご注意ください。
このほかに、生命保険費用が毎年掛かってくる場合があります。費用は2000万円で6~7万円くらいです。生命保険料は残額によって毎年少なくなります。

つなぎ融資利子
公庫融資やフラット35などの資金を使う場合、実際にローンが実行されるのは建物完成後、登記が完了してからになります。しかし建築会社に支払うお金は、契約時または着工時に35%、屋根完了時35%、完成引渡し時に30%と設定するのが一般的です。そのため自己資金がない場合には、この工程ごとの資金を最終資金を担保として、銀行から短期で貸付けてもらわなければならず、これをつなぎ融資といいます。3ヶ月から6ヶ月の融資ですが、元金が大きいので利子も10万円~20万円程度になるため、この利子分も計算に入れておくとよいでしょう。ちなみに1000万円を3%の金利で借りるとすると、一日の利子は822円。2000万円を90日借りると、147960円の利子を銀行に支払うことになります。

登記費用
建物が出来あがりますと登記をしなくてはなりません。登記には次の3種類があります。
まず建物の所在と、大きさを登記する『表示登記』。家屋調査士がその任を行ない、報酬は10万円程度です。次に建物の所有者を登記する『保存登記』。費用は登録免許税と報酬になり、一般的に5万円程度でしょう。最後に、金融機関からローンを受けたときの登記「抵当権設定登記」があります。これは、ローンの不払いなどの事態が発生した場合に、この建物から優先して○○銀行が返済を受ける権利があるということについて登記したもの。費用は保存登記と同じように、登録免許税と報酬でおよそ10万円程度でしょう。ただし登録免許税は固定資産評価額によって異なってきますので、正確な金額はお確かめください。

家具、家電費用
新しい家には、新しい家具や家電を置きたくなります。しかし一度に買い揃えるとなると、費用も莫大にかかります。使えるものは使う方向で考え、最小限に抑えましょう。住んでみて失敗しないためにも、既存の家具でシミュレーションしてから購入したほうが賢い場合もあります。
もし家具を新しく購入される場合には、良い物にすること。住宅先進国では住宅も長持ちしますが、家具も長持ちさせています。良い物を長く使うことで、ステイタスと節約ができます。

外構 ガーデニング
住宅はキレイに出来上がったけれど、塀も車庫も無い家はとても残念です。せっかく美しい家をつくっても、それを引き立てるものが何もないのでは見劣りしてしまいます。一度にすべて完成させるのは資金的に難しいかもしれませんが、アプローチと車庫の土間コンクリートくらいの費用は資金計画の中に入れていただきたいところです。ちなみに、アプローチと車庫のコンクリート工事の費用は、広さによりますが70万円から120万円程度でしょう。
余談ですが、分譲地を買う場合に、境界に基礎の擁壁があるかないかはよく検討するところでしょう。50坪の宅地の3方向に基礎をしただけで、35万円~40万円の費用がかかります。

その他
このほかにも、土地を購入した場合は翌年までに不動産取得税が発生します。そして新築した翌年からは固定資産税が毎年課税されます。
このように、新築工事では建築以外にも大きな費用が発生しますので、しっかりした資金計画を立てておきましょう。足りない場合は、建物の大きさを検討しなくてはならなくなります。せっかく煮詰めてきたプランの変更は悔いが残るものです。予算内で住みやすい家をつくるためにも、十分検討なさることをお勧めいたします。

~続きは次回更新にて~
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