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外断熱工法だから出来る床下暖房 北欧の注文住宅なら群馬(前橋 高崎)の工務店-コムハウス

スタッフ

前橋

今月、稲荷新田に新しい展示場がオープンしています。

こちらの展示場では床下暖房を採用していますがこの暖房には外断熱が不可欠になります。

外断熱は建物の構造躯体の外側にポリスチレンフォームなどのプラスチック系の断熱材を貼る工法です。

コムハウスでは壁面(基礎を含む)だけに施工したいますが、屋根のたるきも包む場合も有ります。

壁面を基礎から包む事で床下には外気が進入しません。

ですから床下を暖める事が出来るのです。

基礎断熱については「床下に空気が入らなくて腐らないのか」「カビが出ないのか」などご心配される方も有ります。

実は夏場は床下に外気が入る事で湿度が上がってしまいます。

夏の外気は30℃で湿度が60%以上である事が殆どす。

熱帯夜に成れば夜でも25℃以上です。

ところが床下は地熱の影響で25℃以下に成ります。

井戸水が年間を通して18℃で有る事はみなさんご存じだと思います。

夏は冷たく感じて、冬は暖かく感じる井戸水ですが、地熱が大きく関与して年間を通して18℃になっています。

この様に床下も地熱で夏は外気温より冷たくなり、冬は暖かくなります。

ですから、夏の暑い空気が床下に流入しますと、冷やされて湿度が上がって結露を起こしてしまいます。

夏の床下収納庫がカビ臭いと感じた事は有りませんか。

逆に冬は5℃程度まで下がった外気が進入しますと床下で暖められることになりますので

湿度が下がって乾燥します。

夏に床下の湿度が上がって結露すると白蟻などの生育がしやすい環境に成り食害の原因ともなって来ます。

戻りますが床下を外気と切り離す事は内部の結露を防いでくれる事と

同時に床の温度も冷やさない事に成ります。

外気にさらされた床板はとても冷たくなり、靴下無しでは

いられない環境の家が殆どなのは床下の外気の影響です。

密閉された床下なら少なくとも15℃程度まで床板を暖めてくれますので素足でも何とか過ごせます。

この様に外断熱で基礎内部の温度は15℃まで上げれれていますので

後10℃をエアコンで補てんして暖房すればよい。

この考え方が床下暖房の概念です。

床下を暖める方法として今回は床置きのエアコンを採用しました。

床置きですのでエアコンの下から暖気を噴き出してくれます。

エアコンの暖房空気は60℃以下ですのですぐに

上昇しないでで比較的遠くまで暖気を送る事ができます。

ファンヒーターなどの直接燃焼系の暖房器は送り出す暖気が

非常に高温の為直ぐに上昇してしまい遠くまで届きません。

今回床下暖房を採用するに当って最大の懸念じこうは、ツーバイフォー工法の為基礎が多いと言う事でした。

ツーバイフォ工法は40㎡で区画を仕切ることが必要な為基礎も同じ所で仕切らなくては成りません。

そこで暖気は噴き出したところからUタウンして来ないと暖房が廻らないことになります。

如何しても難しい様ならサーキュレーターを床下に置く事も視野に置き電源も確保しました。

10月の半ばから実際に稼働を始めましたが一番遠いキッチンの

床スリットからも暖気が出ている事を確認できました。

エアコンの設定温度は24℃ですが、床下の表面温度は23~25℃に成っています。

室内温度も24℃程度を推移しています。

これから外気温が下がってきますのでまだ解りませんが、ひとまずは成功と言って良いと思います。

イニシャルコストも床暖房などと比べると安価ですので今後はご提案して行きたいと思います。

尚、床蔵での使用は未経験です。

★:*:☆・ 見学会情報 ・☆:*:★
・≪前橋店≫   11月22日(土)・23日(日)・29日(土)・30日(日) 沼田市完成邸見学会(mamanの家)  詳細はコチラ
・≪さいたま店≫ 11月22日(土)・23日(日) 行田市完成邸見学会開催
・≪前橋店≫   12月予定  前橋市完成邸見学会 詳細はコチラ
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