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前橋
断熱と気密について
良く高断熱・高気密と言う言葉を建築の業界で耳にする。
まさしく断熱性能と気密性能が優れている事を示す言葉です。
そして外断熱は高断熱ではないと言われる事が有る。
なぜなら内断熱に比べると壁の熱伝導率Kが大きいからです。
確かにポリスチレンフォーム50mmの熱伝導率は高性能グラスウールの80mm程度です。
ツーバイフォーなら90㎜の壁厚が有るので壁に充填すれば、
外断熱を上回る断熱性能になります。
しかし、これは断熱材の居る部分での事
壁には構造材と言う木材が入っています。
おおよそ壁面積の15%と言われています。
この15%が内断熱では熱橋(熱の逃げ道)になります。
外断熱では蓄熱体となります。
もうひとつ忘れてならない事が気密性能です。
現在の次世代省エネ基準では重きを置かれていません。
そかし気密性能をおろそかにすると熱をむやみに捨てる事になってしまいます。
空気は暖かくなれば上昇します。
いえの中では天井に上ってゆきます。
ここで気密性能がわるい家は熱が外に逃げて行きます。
すると室内の空気が減るので、床下から冷たい空気が入ってきます。
冬い天井が暑くて床が寒いのは主にこれが原因です。
いくら断熱性(Q値)が高い家にしても気密性能(C値)が悪かったら無意味になります。
外断熱は断熱性能が低いと言われますが、
気密性能と断熱性能のおバランスが取れて居れば充分高性能住宅に成ります。
勿論次世代省エネ基準をしっかりクリアできる住宅です。
外断熱住宅も十分、高気密高断熱住宅なのです。
永井の独り言でした。
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