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見学会で受けて質問から 北欧の注文住宅なら群馬(前橋 高崎)の工務店-コムハウス

スタッフ

前橋

外断熱と内断熱どっちが良いの?

こんな質問が有りました。

結論は施工精度が有ればどちらでもOKです。

それじゃなぜコムハウスは外断熱なの?

その答えの前にこんな事を考えてください。

30歳代以上の方しか判らないかも知れませんが、

日本の冬は部屋の中も寒い物でした。

暖を取る方法はコタツ、練炭ストーブなどを使った局所型の採暖でした。

この方法だ暖を取ると窓には余り結露が起きませんでした、

ですから木製のガラス窓でも木が腐る事は有りませんでした。

なぜ結露しないのか?発熱体からの水蒸気が発生しない事と

部屋の内部の室温が10℃以下で屋外との温度差が少なかったからです。

その後住宅の作り方が大壁(柱を見せ無い壁の形)主流になり、

暖房も石油ストーブが主流になりました。窓もアルミサッシとなり

気密性能も強化されました。こうなると窓ガラスは結露でびっしょりになりました。

なぜ結露が増えるの?石油ストーブを使うと石油と同じ量の

水蒸気が発生してしまいます。そしてストーブの性能でし室内の

温度も15℃以上になりました。そこで熱伝導率の高いアルミサッシが

外気温に近くなったところに水蒸気をたっぷり含んだ

暖かい室内の空気がサッシに近くで結露を起こします。

この様に住宅性能や設備の違いから今までOKの事がアウトになってしまいます。

そこで先ほどのコムハウスの外断熱に戻りますが、内断熱は湿度の進入が

有ると室内壁温度と外壁側温度に相違が有り外壁面に内部結露が

起こりやすくなります。これを防ぐ為に室内側に

ビニールを貼って水蒸気進入を防ぎます。

しかし外断熱なら断熱の内側が内部室温になっていますので

内部結露の可能性は極めて低くなります。

人間が生活すればストーブを使わなくても水蒸気は発生します。

この水蒸気が家を腐らせる結露になりにくい外断熱にするのは道理だと思います。

良く判らない

そうですよね。

とにかく暖かい家を長持ちさせたいなら外断熱の方が安全です。

少し値段が高くなります。

でも、安心です。

詳しくはご来店ください。ゆっくり説明させていただきます。

今の住宅は科学が必要です。

理屈を知って安全で快適な家づくりをしてください。

永井

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