スタッフブログ
前橋
千葉の実家では毎年12月30日に餅つきをしています。
しかしここのところ、使っている臼が老朽化して来ました。
私が知る限り生まれた時から古い臼でしたので、
100年近く使いこんでいると思います。
内径が41㎝の3升用です。
側面に大きな割れが起きてしまい埋め木をしながらだましだまし
使ってきましたが小手取りをするのに爪がひっかってケガをするように
なって来たので取り換えを考えていました。
中古品の臼でもいいかなとも思っていましたが、
正月のもちをつくのに他人の使ったものは如何かと思い新品にしました。
HPでいろいろ探して居ましたが秩父で製造直売をしている
材木店を見つけました。
三喜木材という会社です。
現在工事中の秩父の現場の近くでも有ったので休みを
利用してお伺いして来ました。
コンテナの中に臼が何台か並んでいました。
今あるのは昨年の物でこれからが臼づくりの最盛期に成るそうです。
この辺は完成品ですがサイズが小さくて我が家では使えません。
加工途中の材料を見せていただきました。
直径60㎝近い原木です。
昨年切り出したケヤキ材だそうです。
中心部分のすこし空洞が有りますが、埋め木をするので大丈夫だそうです。
1年影干ししているのでひび割れも出にくいという事でこれに決めました。
出来上がって来るのが楽しみです。
昨年の我が家の餅つきメンバーも紹介します。
餅の量は2斗、つまり20升の餅をつき上げますので7臼に成ります。
若い衆が来てくれるので最近はだいぶ楽に成りました。
今年は新しい臼で頑張って貰いましょう。
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