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前橋
家が寒いとか
熱いとかって
どうして起きるのでしょうか。
熱損失量のお話です
その家が外気温の影響をどれだけ受け易いかで決まります。
それでは家のどこから外気温の影響を受けるのでしょうか。
下に示すイラストは外気温の影響を示したものです.
熱損失係数とは
損失と表示していますが、外が暑い場合は冷気が損失します。
逆に考えれば外気の影響を受けていることに成ります。
それではどこからの影響が多きいのでしょうか。
熱損失係数1
この円グラフは一般的な断熱仕様(平成11年の省エネ基準4地域クリア)で建てられて住宅の外気からの影響を示したものです。
窓からの侵入が半分になって居るのが分かりますか。
窓は一般的に壁面積20%前後ですからその影響は大きいことがわかります。
このような家では、断熱材を厚くしていっても、なかなか効果が上がらないことが予想されます。
次に示すグラフは高気密高断熱の仕様で建てられた住宅の例です。
熱損失係数2
窓の性能が良くなって全体30%に成りました。
もちろん壁の断熱材も厚くなっているので全体の熱損失量も少なくなっています。
この円グラフは比率ですから下のグラフの熱損失量は上のグラフの半分程度となります。
換気量は同じなのに換気による熱損失量が約2倍になっていることからも熱損失量の違いがご理解いただけると思います。
高気密高断熱住宅の性能は窓を吟味する事で大きく違ってきます。
そしてまどの性能はガラスの性能でも有ります。
3重ガラスや高性能ガラスを検討してみてはいかがでしょうか。
前橋店 永井でした。
記事一覧 | 2008年04月
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