スタッフブログ
前橋
リフォーム工事を施工中です。
フルモデルチェンジに成りますが断熱工事を行います。
床は大引き間に65㎜のポリスチレンフォームを敷いてその上に気密シートを貼って床からの漏気を防ぎます。ジョイント部分にはブチルテープでシールしてあります。
在来木造住宅の隙間風の原因はほとんどがこの床下からの漏気です。
室内で暖房をすると暖かい空気は上昇気流を発生させて、上に向かって流れます。すると足元の空気が不足(負圧)になってきますので床板や壁の隙間から床下の空気が侵入します。床下は通気口で外部と繋がれていますので、外気が室内に侵入することになります。いくら厚い断熱材を敷いてもこの漏気が有ると暖かい家にはなりにくくなってしまいます。
ですからこの工事は重要になります。
基礎の土部分には防湿コンクリートを打ち込みました。
白蟻の侵入や湿度の調整に役立ちます。
壁と屋根裏はウレタンフォームを吹き付けで行います。
在来工法の構造は複雑になっていますので、吹き付けをすることで気密を同時に確保できます。木材は長い年月乾燥していますので、木材痩せによる漏気は考えなくてよいと思っています。
リフォームは意匠や使い勝手を新しくすることに意識が行ってしまいがちですが、性能を確保することも重要になります。
費用の範囲ないで性能まで行うと意匠面で我慢しなくてはならない事も出てきますが、50年以上住む事になるお住まいですから、後で後悔しない為にもぜひこの性能を考慮してください。
性能面は構造的な耐震性能、断熱性能、窓の性能、設備の配管及び配線など今後修理や改装を必要としない程度の改修を行っていただきたいと思います。
今回のリフォーム工事ではお客様のご理解をいただき表には出ない重要な部分にもお金をかけていただきました。
- 1 /
- 2 /
- 3 /
- 4 /
- 5 /
- 6 /
- 7 /
- 8 /
- 9 /
- 10 /
- 11 /
- 12 /
- 13 /
- 14 /
- 15 /
- 16 /
- 17 /
- 18 /
- 19 /
- 20 /
- 21 /
- 22 /
- 23 /
- 24 /
- 25 /
- 26 /
- 27 /
- 28 /
- 29 /
- 30 /
- 31 /
- 32 /
- 33 /
- 34 /
- 35 /
- 36 /
- 37 /
- 38 /
- 39 /
- 40 /
- 41 /
- 42 /
- 43 /
- 44 /
- 45 /
- 46 /
- 47 /
- 48 /
- 49 /
- 50 /
- 51 /
- 52 /
- 53 /
- 54 /
- 55 /
- 56 /
- 57 /
- 58 /
- 59 /
- 60 /
- 61 /
- 62 /
- 63 /
- 64 /
- 65 /
- 66 /
- 67 /
- 68 /
- 69 /
- 70 /
- 71 /
- 72 /
- 73 /
- 74 /
- 75 /
- 76 /
- 77 /
- 78 /
- 79 /
- 80 /
- 81 /
- 82 /
- 83 /
- 84 /
- 85 /
- 86 /
- 87 /